お墓参りと温泉 

2022/11/20

温泉 散文


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今年は父の7回忌。



本来なら子どもたちと揃ってお墓参りして、

その後は宴会という予定をしていた夏。



私の体調が思わしくないことが続き、

今年は中止にした。



娘にとっては祖父と祖母になるが、

先日、娘がひとりでお墓参りに行ってくれた。



そしてやっと私もなんとか体調が良くなってきたので、

娘の運転でお墓参りに。



娘が物凄くキレイにしてくれていたお陰で、

お墓はピカピカだった。



きっと父も母も喜んでいたに違いない。



両親が眠るお墓の近くに日帰り温泉がある。

お墓参りの帰りに寄ってみようと予定を立てていた。



娘と温泉なんて、20年ぶりくらいになる。

行くことが決まってからその日がくるまでの毎日が

楽しみで1日、1日がとても長く感じた。



娘と温泉に入ると必ず思い出すことがある。

まだ娘が3歳くらいのときのことだ。



温泉が楽しすぎて長湯してしまい、

のぼせてしまったのだ。



唇は紫色になり、目は閉じたまま。

声をかけても返事さえできないくらいになってしまい、

大変慌てた。



その温泉の人が手際よく対処してくれたので、

大事にはならずに済んだ。



娘と一緒に温泉に入ると必ずこの話をするので、

今回も娘から何度も聞いていると笑われてしまった。



秋の紅葉をかなり期待していたのだが、

温泉から眺める木々は、紅葉には程遠く、

まだ青々としていた。



昼前ということもあり、

混み合うこともなく、悠々と温泉に浸かることができた。



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投稿者:sora

平日は派遣でフルタイム働き、還暦を迎えても若い頃と変わらずに、興味のあること知りたいことには貪欲に「楽しく生きる」を追求しています。





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